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アカデミー 1/35 メルカバ Mk.IV 9回目


戦車熱がぶり返している9回目は
ツヤ有りクリアをかけて、アルコール落としにチャレンジ

自分は、アルコール落としをやった事が無く
いままで、戦車模型で、色々と汚しとかしても
上手くいくのは、ウォッシングまで
チッピングとか、そういうのは、上手くいった試しがありません(自慢にもならねぇ

そんな自分が、アルコール落としにチャレンジしてみた

寒かった・・・マジ凍えそうだった
クリア塗装は、何故か他の塗装よりも塗料というか溶剤が飛散して
部屋がとても臭うので
窓開けての作業
いつもは、塗装が終わってから窓開けている

奈良の田舎の夜の気温
・・・0度は行かないまでも2~3度くらい
冷蔵庫より気温が冷たいです
とりあえず、作業しやすい上で
暖のとれる服装で行ったけど、寒かった
この季節の塗装は辛い

あと、気温が低いので
乾燥しにくい
乾燥ブースのようなものは持っていないので、ドライアーで高速乾燥です

作業時間は、2時間


今回は、写真が多いので製作話
手順は、モデルグラフィックス2011年11月号のアルコール落としの記事を手本として行いました

写真撮り忘れたのだが
まず、ツヤ有りクリアでコーティング
自分、ここ最近のお気に入りであるガイアノーツのクリアを使用した
ガイアノーツのクリアは、塗膜が堅くてとてもお気に入りです
戦車模型なのに、おもちゃのようにツヤツヤのテッカテカに塗装
お手本の通りに作業したとはいえ
この時点で、おいおいマジでこの状態にして良いのかよ・・・と思いました
というか、調子に乗って
クリアを、そこそこ厚塗りしてしまったので
本気で心配したw


クリアで、ツヤツヤに塗装した後
一度も、アルコール落としを行った事が無いので
飾った時に、まず見る事のない
シャーシの底面で試すことにした

まず、タミヤアクリルのバフをアクリル溶剤で伸ばし
それをエアブラシで塗装する(これは、溶剤で塗料を薄めにしていたら筆でも良いと思う)
乾燥する前に、筆にアルコールを浸して
バシャバシャと塗料のところになすりつける
乾燥してきて、筆ムラがあればアルコールを浸した綿棒でリタッチ
自分は、毛足の長い筆でリタッチしました

なお、使用したアルコールは
健栄製薬の「イソプロピルアルコール 50%P 500ml」を使用しました
お手本では、燃料用アルコールが一番と書かれているけど
ぶっちゃけ燃料用アルコールを探したけど売っていなかった
薬局行って、簡単に手に入る消毒用アルコールが一番手に入りやすいです
あと、イソプロピルアルコールだと
塗料への浸透性が高いので、なお良い
けど、イソプロピルアルコールのものは、あまり売っていなかったり含有率が低かったりした


気温が低いから、アルコールの気化も時間がかかる
ある程度、アルコールでの塗料のボケが出てきたら
ドライヤーで、乾燥

なかなか、綺麗な出来
シャーシの底面で、何度か練習して
メインのボディにチャレンジ


まずは、シャーシから作業
失敗したら怖いので
まずは、砲塔基部のターレットリング部分あたりで試す
お手本にも、一気に全体をせず
パネルごととか
小さい範囲で作業するべしとあるので
その通りにやってみる

・・・なんか楽しいw
なんとなく、上手くいったので
砲塔の後部で隠れやすい
シャーシの後方にチャレンジ
丁度、上記写真の辺り
いい感じに、砂汚れという感じになっている


次いで、フロント部分
いかん、変に調子乗りすぎて
シナイグレーが全然見えなくなってしまった
まあ、自分の持っている資料見たら
どのメルカバも砂まみれで
下地見え・・・るな、しまった
調子乗りすぎたw


サイドスカートは、そこまで汚れにくいだろうと言う事で
他の所と比べて、控え目に作業を行った

今回、バフの塗装に関して
二つのパターン試してみた
全体的に薄く塗装するパータンと
1.5cmくらいの点を、そこそこ濃い(厚い?)状態で点々と置く感じで塗装するパターン
そこに、アルコールをかけてにじませる
どちらが綺麗に見えるか

自分が思うに、場合による
メルカバのシャーシ正面装甲のように平面だと
ある程度均一塗装した後にアルコールで伸ばして、筆とかでムラムラにさせると良い感じ
工具箱のような突起物とか、目立つ感じにしたい所は、ピンポイントで濃くというのも良い感じ
そこは、その人の感性で良いと思う


砲塔の作業
ここが一番気を使った
なにせ、一番目が行く場所
失敗したくない

なので、本当に、少しずつ作業を行った
それこそ、パネル一枚ずつ


パネル1枚ずつ作業したせいで
えらく厚い砂になってしまった・・・
でも、砂がかぶりやすい前面に多め
天井部分、やや多め
後方部分控え目、という感じに調節できたので
俺的には、バッチリだ


下地の塗装に、情景テクスチャのサンドを使用して
砂地塗装したけど
バフで、アルコール落としをしたら
情景テクスチャの砂粒に
さらに細かい砂のようなバフの塗料で、すごく良い感じに仕上がった
俺のような、不器用で適当に作業するモデラーでも
ここまで、見栄えするものが出来てしまうとは・・・あかん車作りたいけど
戦車楽しいw


調子に乗って、写真を沢山取ってしまったので
飽きてきたころかもしれないが
あと一枚で終わりだ
もう少し、付き合って欲しいw


スカートの識別票あたりの汚れ方が一番気に入っている
ちょっと、この識別票のデカール割れているけど
これはこれで、良いかな・・・と思っている

今、砂漠戦の戦車を結構放置しているので
他のも仕上げようかな
そして、アルコール落としでザラザラな砂まみれに・・・

ちなみに、エニグマ、M2ブラッドレイ、チャレンジャーIIを放置している
エニグマは塗装終わっているから
錆の表現とアルコール落としで済む・・・けど
錆の表現が難しい
今まで成功したためしがないのよね

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2012年12月04日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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